こんにちは、双子を含む三児の父のフクロウです。どこにでもいる普通のサラリーマンです。
私が本ブログの育児カテゴリーの記事で読者の皆様に特に伝えたいのはこのような内容です。
① 多胎児を育てるにあたり父親の育児参加が必須である理由
② 「育児参加できて良かった」と父親目線で感じたこと
③ 多胎育児で大変だと感じた具体的エピソードとそこからの学びの紹介
父親の多胎育児が大変だった時期について
まず最初に、父親の多胎育児に関して自分の経験から強く伝えておきたいことを書きます。
・父親の多胎育児は0歳の頃が最も大変! 最大の理由は慢性的な睡眠不足!
・これさえやれば育児の悩みは全て解決!というような対処法は存在しない。 子供が1歳になるまでの1年間は、頼れる人や使える物など全て使い倒すつもりで耐え抜くのみ!
ちなみに私の身近にいる双子のご両親達とも話していて、皆が口を揃えて言うことは、
双子が産まれてから最初1年くらいの記憶がないのよね。。。
わかる〜! 大変だったのに私も全然思い出せないのよ。。。
というコメントなのです。私もこの気持ちがものすごくよく分かります!とにかく大変だったという記憶が強いんですが、具体的に何が大変だったのかを正直あまり思い出せません。。まさに「忙殺」という言葉がぴったりでした。
我が家の双子は現在1歳8ヶ月まで成長し、0歳の頃とは違った苦労がたくさん増えてきました。ただ、それでもやはり0歳の頃の方が大変だったと断言する最大の理由は上述の通り慢性的な睡眠不足です。
多分、これを見た母親の皆様は「別に赤ちゃんが一人だけでも慢性的に寝不足になるんですけど!」とお怒りになられるだろうと思います。それ仰る通りです、私平謝りです。ただ、「父親育児」という目線だと子供一人ではそうじゃなかったんです。
赤ちゃんが一人ならば、母乳をあげることができる母親が夜は頑張るという家庭が多いと思います。フクロウ家も類に違わず、長男が0歳の時はまさにそのパターンでした。妻と長男は同じ部屋で寝ており、私だけ別の部屋で気楽に朝まで寝させてもらっていました。妻が「夜中眠れなくて大変だ」という愚痴をそこまで親身に捉えておらず、内心は「育児なんだからみんなそんなもんでしょ」という程度に思いつつ、自分は毎晩熟睡していました。
そんな呑気な私ですが双子の誕生によって、初めてその本当の意味での大変さを骨身に染みるまで体感するのです。
0歳児の赤ちゃんには3時間に1回のペースで母乳やミルクをあげる必要がありますが、双子の空腹のタイミングが重なると母親一人では同時に二人にミルクをあげることがほぼ不可能でした。つまり大人の手が追加で必要ですので父親も夜通し頑張るしかありません。逆に、双子の空腹のタイミングがずれると1時間半毎にどちらかが泣き叫ぶ状態になりました。それぞれ大変なポイントは違いますが、正直どっちも拷問です。2種類の拷問から毎晩どちらかを強制的に選択されるというだけです。これって何の罰ゲーム?って当時は本気で思っていました。(泣)
当然ではありますが、その影響は育児のみでなく自分の仕事のパフォーマンスにも及びました。仕事中に居眠りしてしまいそうになったことなんて何度あったか分かりません。(というか、多分何度か寝てた)そんなフラフラな状態で帰宅したらまた双子のお世話が待っていて、また眠れない夜が来るという無限ループで心底疲弊していた1年間でした。
育児と家事の負荷軽減
ただ、ここまでの話だけでは単なる根性論で終わってしまいますのでつまらないですよね。そこで私がお勧めするのは家電と人に遠慮せず頼るということです。要は、自分達自身の負荷軽減です。例えば以下のような選択肢があります。
① あらゆる時短家電をフル活用して家事にかけないといけない時間を最小化!
② 両親や兄弟姉妹など、頼れる人には恥を捨てて徹底的に甘える!
③ 市町村役場にある子育て支援サービスを調査!内容が良さそうなら試しに使ってみる!
④ 民間企業が提供する家事代行やベビーシッターマッチングを利用する!
家事も育児も親になる自分達がすべき責任だから・・・と気構え、このような選択肢から自らを遠ざかろうとしている方がいるならば、そのマインドはマジで身を滅ぼします。楽していいんです!というか、これだけの対策を全てやったとしても、それでも十分すぎるほどしんどいですから!!(笑)
ちなみに①の時短家電には色々とありますが、代表的なところでは、育児と関係なく時短グッズとして「自動食洗機」「ドラム式乾燥機付き洗濯機」「ロボット掃除機」あたりは有名ですね。この辺りは育児と関係なく持っておくと非常に便利ですが、あえてここでこれらを紹介する気はありません。
父親目線で多胎育児に最も貢献してくれた!と私が断言するアイテムは「温水も出るウォーターサーバー」です。なぜ父親目線でこれ??と思われるかもしれませんが、これが本領発揮するのは粉ミルクからのミルク作りの時です。特に毎日何度もある夜中のミルクタイムではこれがあったおかげで私がどれだけ助けられたことか。。。
少し手前で述べましたが、赤ちゃん2人のミルクのタイミングが重なると母親一人では子供を複数人まとめてケアするなんでほぼ無理です。つまり、必然的に父親がミルクを作って子供にあげることになります。「いやいや、やはり赤ちゃんは粉ミルクじゃなくて母乳で育てないとダメだ!」というご意見も聞こえてきそうですが、残念ながら高確率でそれは無理だと思います。理由は、赤ちゃんが複数いる場合は母乳が足りなくなる可能性が非常に高いためです。我が家でも長男が赤ちゃんの時は妻の母乳のみで授乳期間を終えることができましたが、双子育児の時は母乳が常に枯渇していました。結果、粉ミルクが必須アイテムになります。そしてそのミルク担当の適任者が父親ということになるのです。
少し話が逸れましたが、この粉ミルクからミルクを作る工程が地味に面倒で手間がかかります。これがウォーターサーバーがあることで格段に楽になりました!!簡単に書き出しますので以下をご覧ください。
■ウォーターサーバ が無い場合■
① 湯を沸かす
② 粉ミルクを哺乳瓶に適量入れる
③ 湯が沸くまで待機
④ 哺乳瓶に熱湯を入れて粉ミルクを溶かす
⑤ 水と熱湯を上手く足し合わせてミルクの温度調整
■ウォーターサーバ がある場合■
① 粉ミルクを哺乳瓶に適量入れる
② ウォーターサーバーにて決まった量の熱湯を入れて粉ミルクを溶かす
③ 決まった量の水を足す
もうね、必要な時間が圧倒的に違います。しかもこれが昼間ならまだ気持ちにゆとりを持ってやれますが、夜中熟睡しているところを子供の泣き声で叩き起こされておむつ変えてミルク作って全部飲むまで付き合って飲み終わったら寝かしつける、という一連の流れを全て対応しないといけないのは身体的にも精神的にも蓄積ダメージが甚大になります。この父親担当のルーチンワークを大幅に改善してくれたウォーターサーバーは、本当になくなったら困るというレベルの存在でした。
ご参考までですが、我が家ではFRECIOUS dewo bottleというウォーターサーバーを利用中です。これに決めた理由は大きく3点です。
① デザイン性
② 水のパックの重さが抱えられる程度 (大きすぎると腰への負荷が大きい)
③ エコモードで湯の温度を低くできる (粉ミルク用なので本機の熱湯は逆に無駄)
これ以外にも買って良かったと思うものもたくさんありますが、それはまたいずれ別の記事でまとめることにします。
余談ですが、母親は眠っていても子供の泣き声で必ず目が覚めると言いますが、父親は泣き声に気付かず朝まで寝てしまっているという話はよく聞きます。というか私もそちら側の人間です。ただ、これは男女の脳の作りの違いが原因なので決して父親側には悪意があるわけではない(はず)です。
私自身、長男の時も双子の時も、夜中に赤ちゃんが泣いていたところで全く気付かず寝続けていることが何度もありました。長男の時は妻が孤軍奮闘して私のことを寝かせてくれていました。しかし双子の時はさすがにそうもいかず、二人が同時に泣いたら妻にいつも叩き起こしていただいていました。別に起きる気がないんじゃなくて本当に聞こえてないだけだったんです。
世の母親の皆様、赤ちゃんが泣いてても旦那が起きないって時にはいきなりイライラしながら叩き起こすのではなく、せめて初回だけは愛を持って旦那様を目覚めさせてあげてください。悪意はないはずですので!!
ということで、今日はこの辺りでおしまいです。また次回!!
(おまけ)フクロウ家の子供の紹介
我がフクロウ家には子供が3人います。全員男の子です。
長男 : 6歳
次男&三男 : 1歳 (二卵性双生児)
この子供達3人の全力フルパワーに振り回されながらも必死に1日1日凌いできた壮絶な日々のこと、その中で父親の私が感じたことを今後も少しずつ書いていこうと思っていますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
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